推し活費用の7割以上を国が負担してくれる”かかりつけ薬剤師”って？｜薬剤師が解説

薬局で推せる薬剤師さん見つけて”かかりつけ薬剤師”として指名をすれば自己負担が3割で推し活できるよ！って話です。

薬をもらう時に保険証を見せると思いますが、それは国に薬代など医療費の7割以上を出してもらうためです。「3割負担」なんて言われたりしますよね。

あまり知られていませんが、推しの薬剤師を見つけて、薬局で”かかりつけ薬剤師”制度を利用すれば医療費として推し活費用の7割以上を合法的に国に負担してもらうことが可能です。

実は薬局の店舗数はコンビニより多いです。家や職場から近い薬局、通勤途中にある薬局を探して足を運んでみると、いつもと違うステキな出会いがあるかもしれません。

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推し活費用の7割以上を国が負担してくれる”かかりつけ薬剤師”って？

どの病院から処方せんを貰っても推し活になる

「かかりつけ医」は聞いたことがある方も多いと思いますが、「かかりつけ薬剤師」もいることをご存知でしょうか？

かかりつけのお医者さんは内科や外科、皮膚科などなど病院ごとに必要ですが、推しの”かかりつけ薬剤師”がいれば一人いれば解決！どの病院の処方せんを持って行っても推しから薬を受け取れます。

普段は推しの薬局に置いてないお薬もあるので、事前に薬局のアプリから処方せんの画像を送信しておいたり、病院のFAXコーナーから薬局に送ったりすると無料で待ち時間なくお薬を受け取ることもできます。急に欲しい薬の場合は送信後に直接電話で「薬はいつ頃、用意できるのか」を問い合わせると確実です。

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推しと結婚できるチャンス?!

結婚できる可能性がある推し活とか最高じゃないですか？

実際、知り合いに患者さんとゴールインした”かかりつけ薬剤師”は多いんです。どのカップルもお互いをリスペクトしていてステキです！

例えうまくいかなくてもあなたから一方的に他の薬局に乗り換えてしまえばいいので、恋愛の主導権をにぎれます！

安心安全…そして健全！

ちょっと気持ち悪い
かかりつけ薬局ならまだわかる
個人となると…
そういう風な目で選んで
きてるのかってちょっとね… https://t.co/XLQYXukQUw

— emaのど飴 (@emachiki) April 30, 2023

薬をもらう薬局でホストのキャッチみたいな目で見られていると思うと確かに気持ちが悪いので、めっっちゃ分かりました。

でも裏にヤクザ師がいる夜職の人を推すより、薬剤師を推した方がよほど安心安全…そして健全です！

薬局は医療機関なので個人情報の取り扱いには特に厳しいので比較的に安心安全です！とはいえ人間関係が密になるとトラブルの種にもなりやすいので、適正な距離感で推し活を続けることはどこも同じです。

既婚者には注意を！

どこの世界でもそうですが、いい人は高確率で既婚者だったり彼女(彼氏)持ちだったりします。

基本的には薬剤師は結婚指輪の着用を許されている場合が多いのです。しかし中には指輪が着用できない薬局もありますし、薬を用意するために指輪をつけない薬剤師もいます。

という食い違いが起こらないように、ゆっくり推すべき人を見定めましょう。

例えば小児科などお子さんの薬に関しては子持ち薬剤師さんのアドバイスめっちゃいいですよ！

本来”かかりつけ薬剤師”は真面目な制度

よく聞く”かかりつけ薬剤師”の説明が真面目すぎてつまらないのでザックリ解説します。一人しか指名できない分、全ての飲んでる薬を把握して飲み合わせを考慮してくれるだけでなく、サプリメントや食事、生活に合わせたアドバイスもできます。

本来「かかりつけ薬剤師」は、説明書に書いてある通りの薬の説明だけでなく、あなた個人の状況に合わせた説明を受けられるメリットがあります！

あなたに最高のサービスを提供するために薬剤師は勉強を続けなければいけません。以下の記事は薬剤師向けになりますが勉強方法の一例です。

ふだん薬剤師として働いていても、”かかりつけ薬剤師”って魅力的な制度の割には利用している人が少ないんですよね。私を”かかりつけ”に指名くださる方も実際ご高齢の方が多いです。この機会にたくさんの人に”かかりつけ薬剤師”を知り利用してもらいたくて記事にしてみました。

顔や印象で薬剤師を選んでいいの？

顔や印象で薬剤師を選んでいいの？

気にせず好きな人を選んでOK！

顔や印象で”かかりつけ薬剤師”を指名するのも十分ありだと思っていて、好印象な人の説明の方が頭にも残りますし、どうせ薬局で待たされるなら推しの登場を待つ時間のほうが有意義になりますよ。

病院や薬局が生活の一部である高齢者の方が楽しんで”かかりつけ薬剤師”制度を利用して、1割〜2割の負担金だけでサービスを利用されている印象です。今回たくさんの人に”かかりつけ薬剤師”を知ってもらい気軽に利用してもらえたらと思っています。

まずは薬局で「”かかりつけ”お願いできますか？」と聞いてみて

基本的にはどの薬局でも”かかりつけ薬剤師”はやっています。勇気を出して推したい薬剤師さんに「”かかりつけ”お願いできますか？」と聞いてみましょう。そう言われるだけでも推したい薬剤師さんは嬉しく思うでしょう。

私のTwitterでは薬剤師の繋がりが多いのですが、医療関係の方は共通して職場以外の出逢いの機会が少なく、好条件の薬剤師がいっぱい売れ残っているチャンスに見えます。思ったより堅苦しくはないのでぜひ気軽にフォローしてくださいね。

近くの薬局を探してみませんか？

実は薬局の店舗数はコンビニより多いです。家や職場から近い薬局、通勤途中にある薬局を探して足を運んでみるといつもと違うステキな出会いがあるかもしれません。

薬局＆ドラッグストア検索サイトを利用すると近くの処方せんを送れる薬局がすぐに分かります！

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【薬剤師向け】なぜ新しい角度のアプローチが必要なのか

実は本記事のかかりつけ薬剤師の説明の方が異端で、”かかりつけ薬剤師”制度を逆手に取ったメリットを列挙してみました。新しい角度からのアプローチなので叩いたり批判しやすいと思っています。新しい取組みに嫌悪感を示してストップをかけにくる先人の薬剤師の先生方もそろそろ出てくる頃と思います。

薬剤師向けの記事になりますが、何故新しいアプローチの啓蒙をしているのか気になった方は覗いてください。