残念ながら夜勤後に十分睡眠ができたとしても、日勤のみで働く人に比べると病気になりやすいです。
これは日の沈んだ夜間にしっかり睡眠ができないと、夜間に分泌されるメラトニンが上手に産生されなくなる為です。
仕事もなく夜に寝る時間が確保できる人は極力夜更かしはしないようにしましょう。
夜勤と睡眠
夜勤はガンになりやすい
夜間分泌されるメラトニンの生産が阻害されるため、夜勤のあるシフト勤務は「おそらく発がん性がある」ことが知られています。
WHOによるIARC(国際がん研究機関)は、「概日リズムを崩すシフト勤務」をグループ2A(ヒトに対する発癌性がおそらくあるもの)と2010年に報告しています。
男性の夜勤シフト者では前立腺がんのリスクは3.5倍に増加させます。
女性の夜勤について
看護師など女性の夜勤シフト者では乳がんのリスクを48%高める可能性があるとしています。
かつては女性を深夜に働かせることは法律で禁止されていましたが、1999年(平成11年)に労働基準法が改正されてからは女性も深夜勤務が可能となった歴史があります。
妊娠中および産後1年未満の妊産婦は深夜勤務の拒否ができるので覚えておくと良いです。(労働基準法第66条3項)
睡眠の効果的な対策
睡眠を中心に考えた丁寧な生活を心がけたいですが簡単なことではありません。私なりに心がけている対策をご紹介します。
近くの薬局で相談してみませんか?
人それぞれ置かれている環境が違うので睡眠いついての悩みを個別に相談できればベストです。
薬局で薬をもらう機会がある方は薬剤師に相談をしてみるのはどうですか?
実は薬局の店舗数はコンビニより多いです。家や職場から近い薬局、通勤途中にある薬局を探して足を運んでみるといつもと違う発見があるかもしれません。
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私も薬局で働くこともありますが、意外にも気軽に薬剤師に相談できたりします。
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